債務整理後にカードローンは通った?口コミ43件中11件の通過事例と審査のポイント
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債務整理をしたあとでも、カードローンの審査に通った人はいます。お金ルポに寄せられたカードローンの審査口コミ(利用者の自己申告)では、債務整理経験あり43件のうち11件が通過していました。

ただし、カードローン全体の通過率50.9%より低く、誰でも通るわけではありません。

申し込みを検討する目安の一つは、信用情報から事故情報が消えたあとです。ただし、消えれば必ず通るわけでも、残っていると必ず落ちるわけでもありません。

申し込む前に確認しておきたいのは、次の3点です。

この記事では、実際に審査に通った人の口コミと、いつから申し込みを検討できるのか、審査で見られるポイント、この3点の確認方法を解説します。まだ手続きが終わっていない方は、最後のよくある質問も確認してみてください。

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お金ルポの審査口コミ43件の集計結果|通過11件・審査落ち32件

債務整理経験ありの審査口コミ43件とカードローン全体481件の審査通過率を比べた横棒グラフ
債務整理経験ありの審査口コミ43件と、カードローン全体481件の審査通過率の比較。お金ルポに寄せられた審査口コミ(申込者本人の自己申告)を集計(対象期間:2025年9月〜2026年7月18日)

お金ルポに寄せられた審査口コミ(申込者本人による投稿)を、お金ルポ編集部が集計した結果、債務整理経験ありの43件のうち、通過が11件(25.6%)、審査落ちが32件(74.4%)でした。

同じ「債務整理経験あり」でも結果は分かれており、経験があること自体で一律に決まるわけではないことがわかりました。

また、債務整理経験ありの通過率25.6%は、カードローン全体の50.9%を下回っています。ただし、各社は詳しい審査基準を公開していないため、債務整理からの年数だけで審査結果が決まるとはいえません。

ここからは、債務整理経験がありながらカードローンの審査に通った3件を紹介します。

いずれも債務整理経験がある人が消費者金融系カードローンの審査に通った事例です。3件とも他社からの借入がある状態で申し込み、審査完了までは1〜2時間程度でした。

通過 カードローン

アコム

申し込み月:
2023年5月
年齢:
30~39歳
職業:
パート・アルバイト(学生除く)
年収:
200万円未満
勤続:
10年以上
借入:
年収の10~20%未満
信用:
債務整理経験あり
審査時間 当日中

他社から数件借入をされている方でも、1時間~2時間程度でスムーズに審査が通りましたが、借入額などは最低金額までしかお借入が出来ませんのでお気を付け下さい。

他社借入がある状態でも審査を通過した一方、借入額は最低金額にとどまったケースです。これは1件の事例で、他社借入がある人が同じように通るとは限りません。審査に通っても、希望どおりの金額を借りられるとは限らない点にも目を向けておきましょう。

通過 カードローン

SMBCモビット

申し込み月:
2022年8月
年齢:
30~39歳
職業:
パート・アルバイト(学生除く)
年収:
200万円未満
勤続:
10年以上
借入:
年収の10~20%未満
信用:
債務整理経験あり
審査時間 数分〜1時間

申請をしてから、大体1時間程度で審査が通りました。ただ、債務整理中や自己破産をした方は審査が通りにくい可能性がありますので、気をつけてください。申請までの流れもアプリやウェブなどで分かりやすく説明が書…

この投稿者は、債務整理経験がある状態で申し込み、約1時間で審査を通過しています。口コミ内の「審査が通りにくい可能性がある」は投稿者自身の見解ですが、お金ルポの集計でも債務整理経験ありの通過率は全体を下回っています。

通過 カードローン

プロミス

申し込み月:
2023年4月
年齢:
30~39歳
職業:
正社員・公務員
年収:
500~600万円未満
勤続:
3~5年未満
借入:
年収の20~30%未満
信用:
債務整理経験あり
審査時間 数分〜1時間

よそでの借り入れがありその確認の後 すぐ借りれた。 申し込みから借り入れまで1時間程度だったので早いと思う。

他社借入の確認後、申し込みから借り入れまで約1時間で進んだケースです。ただし、正社員・年収500~600万円未満という属性だけで、審査に通った理由までは判断できません。

なお、この3件の口コミには債務整理からの経過年数が書かれていません。同じ「債務整理経験あり」でも、事故情報が消えたあとの申し込みか、まだ残っている状態での申し込みかは、口コミからは判別できない点にご注意ください。

一方、43件全体では32件が審査に落ちています。「自分も通る」と通過事例だけで判断せず、次章で申し込む時期の目安を確認しましょう。

注釈

※本データはお金ルポに寄せられたカードローンの審査口コミ(自己申告)を集計したものです。投稿者の属性に偏りがある可能性があり、各カード会社が公表する全申込者の通過率とは異なります。ここでの「通過率」は「通過件数 ÷(通過+審査落ち)件数」を指します。「債務整理経験あり」は投稿者の自己申告で、手続きの種類(任意整理・個人再生・自己破産)や経過年数は区別していません。同じ方が複数社へ申し込んだ投稿も含まれます。件数が少ないため、割合は数件の増減で動きます。(対象期間:2025年9月〜2026年7月18日/集計日:2026年7月18日時点/n=カードローン全体481件・うち債務整理経験あり43件)

債務整理後、カードローンはいつから通る可能性がある?

債務整理から事故情報が消えてカードローンへ申し込めるまでの4ステップと、CIC・JICC・KSC・申込履歴の登録期間の目安をまとめた図
債務整理から事故情報が消えてカードローンへ申し込めるまでの流れと、CIC・JICC・KSC・申込履歴の登録期間の目安

カードローンへの申し込みを検討する目安の一つは、信用情報に残る事故情報が消えたあとです。信用情報とは、クレジットやローンの契約内容や返済状況などを記録した情報です。事故情報が残っている間は、審査で不利になる可能性があります。

お金ルポの審査口コミでも、債務整理から2〜3年で申し込んだと書かれた投稿は4件あり、いずれも審査に落ちていました。ただし、年数だけで結果が決まるわけではありません。事故情報が残っている状態で通ったという投稿も、43件のうち2件あります。登録期間を確認したうえで、他社借入や収入の状況も含めて考えましょう(※件数が少なく参考値です)。

ただし、事故情報が消える時期は「完済した日」だけでは判断できません。CIC・JICCでは、延滞などの情報の登録期間は契約終了後5年以内です。カードローンは完済しても解約しなければ契約が続くことがあるため、完済と解約の両方を確認しておきましょう。

任意整理・個人再生・自己破産のどれをしたかによっても、記録が残る期間は変わります。

手続きの種類ごとの記録の残り方と、信用情報機関ごとの登録期間は、以下の記事で解説しています。併せて参考にしてみてください。

関連記事:

起算日は「延滞解消+契約終了」から

延滞などの情報は、延滞を解消したうえで契約が終了した日を起点に数える場合があります。カードローンは完済しても、解約しなければ契約が続くことがあるため、完済と解約の両方を確認しておきましょう。

例えばCICでは、延滞などの情報は契約終了後5年以内が登録期間の目安です。信用情報機関ごとの詳しい起算日や登録期間は、前述の関連記事から確認できます。

任意整理と、個人再生・自己破産で異なる

記録が消えるまでの年数は、手続きの種類で変わります。任意整理は官報に載らないため、全国銀行個人信用情報センター(KSC)が扱う官報情報には登録されません。一方、個人再生と自己破産は官報に載り、KSCでは手続き開始決定日から最長7年登録されます。この期間は2022年11月に10年から短縮されました。

ただし、任意整理でも過程で生じた延滞などの情報がCIC・JICCに登録される場合があります。個人再生や自己破産も、KSCの官報情報とは別にCIC・JICCへ関連する情報が登録されることがあります。詳しい登録期間は、前述の関連記事で確認してください。

債務整理後のカードローン審査で見られるポイント

信用情報の事故情報が消えても、それだけで審査に通るとは限りません。カードローンの審査では、他社借入や申し込み履歴、収入、在籍確認なども確認されます。

ここからは、銀行系と消費者金融系の違いも含め、審査で押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

銀行系と消費者金融系で審査の枠組みが違う

銀行系と消費者金融系では、審査の枠組みが一部異なります。銀行カードローンは貸金業法の対象外で、総量規制も適用されません。一方、消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシングは貸金業者からの借入にあたり、総量規制の対象です。なお、クレジットカードのショッピング(買い物)は貸金業法の対象外で、総量規制の借入残高には含まれません。

ただし、銀行カードローンでも審査では信用情報が確認されます。保証会社による審査が行われる商品もあるため、銀行系なら事故情報を確認されないというわけではありません。

お金ルポの審査口コミでも、債務整理経験ありで審査に通った11件は、いずれも消費者金融やノンバンク系のカードローンでした。銀行カードローンへの申し込み11件は、すべて審査に落ちています(※件数が少なく参考値です)。ただし、消費者金融系なら通るという意味ではありません。

総量規制|借入は原則「年収の3分の1」まで

総量規制とは、貸金業者からの借入残高の合計を、原則として年収の3分の1までにする仕組みです。例えば年収300万円なら、貸金業者から借りられる合計額の上限は100万円です。すでに借入残高が上限に達している場合、新たな借入は原則できません。ただし、借入残高を段階的に減らすための借換え(いわゆるおまとめローン)などは「例外貸付け」にあたり、年収の3分の1を超えていても利用できる場合があります。

銀行カードローンは、総量規制の対象外です。一方、住宅ローンや自動車購入時の自動車担保貸付などは「除外貸付」にあたり、総量規制の借入残高には算入されません。

ただし、いずれも年収の3分の1を超えて自由に借りられるという意味ではありません。各社の審査では返済能力が確認されるため、「総量規制の対象外・除外貸付=借りやすい」と考えないようにしましょう。

他社借入・在籍確認・短期間の複数申し込み

審査では、他社からの借入額や申し込み履歴も確認されます。また、申告した勤務先で実際に働いているかを確かめるため、在籍確認も行われます。確認の方法は会社によって異なり、勤務先への電話ではなく、書類や申告内容で確認する場合もあります。

また、カードローンなどの申し込み情報も信用情報に登録されます。登録期間はCICとJICCが照会日から6ヵ月、KSCは利用日から1年(金融機関へ提供されるのは6ヵ月)です。短期間に申し込みが集中すると、審査で慎重に見られる可能性があるため、必要な会社に絞って申し込みましょう。

債務整理後にカードローンへ通らなかったケースに見られる理由

お金ルポの審査口コミでは、債務整理経験あり43件のうち32件(74.4%)が審査に落ちています。ただし、カードローン会社は個別の審査理由を公表していないため、口コミから原因を断定することはできません。

実際に審査に落ちた口コミも1件紹介します。

審査落ち カードローン

プロミス

申し込み月:
2025年12月
年齢:
50~59歳
職業:
正社員・公務員
年収:
200~300万円未満
勤続:
5~10年未満
借入:
年収の10~20%未満
信用:
債務整理経験あり
審査時間 数分〜1時間

三井住友カードを所有しており 何年か前ですが 債務整理をしました(今は完済) それが原因で落ちたのかもしれません。

完済していても、債務整理の記録が信用情報に残っていれば審査に影響する可能性があります。ただし、これは1件の事例で、投稿者本人も落ちた理由は分からないと書いています。カードローン会社は個別の審査理由を公表していないため、原因を特定することはできません。

審査は信用情報だけでなく、前章で紹介した複数の要素を含めて総合的に判断されます。審査に落ちた投稿に共通して見られるのは、次のような状況です。

  • 他社からの借入が年収の3割以上ある(該当16件のうち、審査に通ったのは1件)
  • 銀行カードローンに申し込んでいる(該当11件はすべて審査落ち)
  • 債務整理から2〜3年で申し込んでいる(該当4件はすべて審査落ち)
  • 信用情報に事故情報が残っている(ただし、残ったまま通った投稿も2件あります)

そのため、事故情報が消えたあとでも、必ず審査に通るわけではありません。反対に、事故情報が残っていても通る場合があります。なお、正社員かパート・アルバイトかによる差は、この43件ではほとんど見られませんでした(正社員16件中4件、パート・アルバイト21件中5件が通過)。

また、過去に返済トラブルがあった会社へ再び申し込む場合は、その会社が保有する過去の取引履歴が審査で参照される可能性もあります。信用情報機関の記録が消えたからといって、以前利用した会社で必ず新たに借りられるとは限りません。

注釈

※いずれもお金ルポの審査口コミ43件を集計した参考値です。件数が少ないため、当てはまれば必ず落ちるという意味ではありません。

申し込み前に自分の信用情報を確認する方法

カードローンへ申し込む前に、自分の信用情報を確認しておきましょう。CIC・JICC・KSCへ開示請求すれば、本人が確認できます。どの機関に請求するかは、各信用情報機関の加盟会員検索で調べられます。開示には手数料がかかり、金額は機関と申し込み方法(インターネット・郵送など)で異なります。

申し込み手順と手数料、開示結果で見るポイントは、お金ルポの「個人信用情報とは」にまとめています。自己破産・個人再生をした方は、KSCの官報情報が残っていないかもあわせて確認してください。

債務整理後の車ローン・住宅ローンはどうなる?

車ローンや住宅ローンでも、債務整理後は信用情報が審査に影響する可能性があります。ただし、総量規制上の扱いはカードローンと異なります。

貸金業者から借りる場合、住宅ローンや自動車購入時の自動車担保貸付は「除外貸付」にあたり、総量規制の借入残高には算入されません。銀行や信用金庫などの住宅ローン・マイカーローンは、そもそも貸金業法の対象ではないため、総量規制は適用されません。ただし、いずれも借りやすいという意味ではなく、審査では返済能力や信用情報などが確認されます。

車や住宅のローンを検討するときも、申し込み前に自分の信用情報を確認しておきましょう。

債務整理後のカードローンに関するよくある質問

ここでは、債務整理後のカードローンについて、読者からよく寄せられる質問に答えていきます。

債務整理後、カードローンに通るまで何年かかる?

「債務整理から何年たてば通る」という明確な基準はありません。一つの目安は、信用情報に事故情報が残っていないことです。

登録期間は債務整理の種類や信用情報機関などで異なります。前述の「債務整理後、カードローンはいつから通る可能性がある?」を確認してみてください。

任意整理中や債務整理中でもカードローンは通る?

任意整理中や債務整理中は、カードローンの審査で慎重に判断される可能性があります。審査では信用情報や現在の借入・返済状況なども確認されるためです。

新たな借入を検討する場合は、まず現在の手続きや返済を進め、自分の信用情報がどのような状態かを確認しておきましょう。

また、手続き中の借入は審査以外の面にも影響します。自己破産では、支払不能であることを知りながら相手にそれを隠して借入をした場合、免責が認められない事由(免責不許可事由)にあたることがあります。任意整理や個人再生でも、手続きを依頼している弁護士・司法書士との取り決めに反する場合があります。

手続き中に新たな借入を考えているときは、申し込む前に、依頼している弁護士・司法書士へ必ず相談してください。

債務整理後、クレジットカードはいつから作れる?

クレジットカードも、信用情報に残る事故情報が審査へ影響する可能性があります。そのため、事故情報が消えたあとが申し込みを検討する目安の一つです。

ただし、各社の詳しい審査基準は公開されていないため、事故情報が消えれば必ずカードを作れるわけではありません。任意整理後・自己破産後のクレジットカードについては、以下の記事で通過事例も紹介しています。

関連記事:任意整理後にクレジットカードはいつから作れる?口コミによる完済後の通過事例をもとに解説
関連記事:自己破産後にクレジットカードを作れた人の体験談を紹介|いつから申し込める?注意点も解説

債務整理後でもカードローンに通った人はいる!まずは信用情報の確認から

債務整理をしたあとでも、カードローンの審査に通った人はいます。ただし、お金ルポの集計では、債務整理経験あり43件の通過率は25.6%で、カードローン全体の50.9%を下回りました。

申し込む前に、次の3点を確認しておきましょう。

  1. 信用情報に事故情報が残っていないか
  2. 他社借入や総量規制に問題がないか
  3. 短期間に申し込みが集中していないか

審査結果は、債務整理からの年数だけで決まるものではありません。まずは信用情報を開示し、現在の状態を把握してから申し込む時期を検討しましょう。

なお、返済が苦しい状態が続いている場合は、新たな借入を検討する前に相談できる窓口があります。日本貸金業協会の「貸金業相談・紛争解決センター」や、金融庁が案内する多重債務相談窓口では、借入や返済についての相談を受け付けています。

参考:多重債務についての相談窓口(金融庁)

信用情報の登録期間や、その後の立て直しについては、以下も参考にしてください。

関連記事:

実際に審査を受けた人の声 5,000件以上!

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