面倒な手続きなしでスムーズに登録でき、手数料無料で後払いが可能なペイディですが、現状、全く同じ特徴を備えたアプリはありません。
ただし、ペイディのように「登録後すぐに使えるアプリ」や「手数料無料で分割払いができるアプリ」など、似た特徴を持つアプリは存在します。
そこで本記事では、ペイディの特徴をまとめ、似た特徴を備えたおすすめの後払いアプリを紹介します。
審査なしで登録できる後払いアプリを中心に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- バンドルカード
- ワンバンク(旧:B/43)
- ultra pay
- Kyash
- アトカラ
- Samartpay
- Pay ID
- ファミペイ
- メルカリ
- d払い
- au Pay
- ソフトバンクカード
ペイディみたいなアプリは少ない
ペイディは、後払いアプリのなかでも認知度が高く、以下の点で優れています。
- メールアドレスと電話番号で利用できる
- バーチャルカードがすぐに使える
- 手数料無料で分割払いが可能
(3・6・12回) - オンラインでも実店舗でも使える
- 対応している店舗数が多い
- 利用限度額が高い
現状、これらすべてを兼ね備えたアプリはありません。また、ペイディのように「手数料無料で分割払いができる後払いアプリ」は存在しますが、利用できる場所が限られているケースが多いです。
ただし、上記のいずれかの特徴を持ち、ペイディにはないメリットを備えたアプリは多く存在します。
以下では、ペイディの持つ特徴をジャンル分けし、似た特徴をもつ決済サービスのなかから、おすすめのアプリを紹介します。ペイディの特徴と比較して、メリットのある乗り換え先を見つけてください。
登録後すぐに使える後払いアプリ
プリペイドカードのなかには、後払いによるチャージが可能なものもあります。VisaやMastercardのような国際ブランドのカードであれば加盟店も多いため、ペイディからの乗り換え先としても十分でしょう。
以下で紹介するアプリは、いずれもバーチャルカードに対応しており、すぐに使い始められるのが特徴です。
アプリ名 | ペイディ | バンドルカード | ワンバンク (旧:B/43) | ultra pay | Kyash |
---|---|---|---|---|---|
詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
利用方法 | メールアドレスと電話番号 | 電話番号 | メールアドレスと電話番号 | 電話番号 | メールアドレスと電話番号 |
登録時の本人確認 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
後払い方法 | 3・6・12回あと払い | ポチっとチャージ | あとばらいチャージ | ミライバライ | イマすぐ入金 |
後払い利用限度額 | 利用状況によって変動 | 最大5万円 | 最大5万円 | 最大5万円 | 最大5万円 |
利用できる場所 | 70万以上の店舗 | 全国のVisa加盟店 | 全国のVisa加盟店 | 全国のVisa加盟店 | 全国のVisa加盟店 |
後払い手数料 | 無料 (コンビニ払いを除く) | 510円〜1,830円 | 500円〜1,800円 | 500円〜1,800円 | 500円〜1,800円 |
ダウンロード | ー | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ー | ー |
注釈
※未成年の利用は保護者の同意が必要です。
※ ポチっとチャージは、満18歳以上の方が利用規定に同意のうえご利用いただけます(年齢確認あり)
※ ポチっとチャージは、株式会社セブン銀行が提供しているサービスです(手数料・審査あり)
バンドルカード
バンドルカードも、Visaのプリペイドカードが使えるサービスです。使い方に合わせて、以下の3種類のカードを選べます。
- バーチャル:スマートフォンのアプリで使うオンライン専用カード
- リアル:国内の実店舗でも使えるカード
- リアル+(プラス):海外でのショッピングや高額な買い物にも使えるカード
「バーチャル」は、本サービスに申し込むと即時発行されるバーチャルカードです。コンビニや銀行口座からチャージすれば、アプリを通してプリペイドカードを利用できます。
「リアル」と「リアル+(プラス)」は、実店舗でも使えるリアルカードです。海外で使えるかどうかが両者の大きな違いですが、ガソリンスタンド・宿泊施設・海外Visa加盟店で使う予定がある場合は「リアル+(プラス)」を選びましょう。ただし、「リアル+(プラス)」の発行には本人確認が必要です。
後払いとするには、最大5万円までを即座にチャージできる「ポチっとチャージ」を利用します。チャージ代金は、翌月末までに以下のいずれかの方法で支払います。
- コンビニ(ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマート)
- セブン銀行ATM
- 銀行ATM(ペイジー)
- ネット銀行
なお、「ポチっとチャージ」の利用には、所定の手数料がかかります。
「ポチっとチャージ」の金額 | 手数料(1回あたり) |
---|---|
3,000円〜1万円 | 510円 |
1万1,000円〜2万円 | 815円 |
2万1,000円〜3万円 | 1,170円 |
3万1,000円〜4万円 | 1,525円 |
4万1,000円〜5万円 | 1,830円 |
ワンバンク(旧:B/43)
ワンバンク(旧:B/43)は、Visaのプリペイドカードが使えるサービスです。以下の3種類のカードがあり、用途に合わせて選べます。
マイカード | 1人分の生活費の管理におすすめ |
ペアカード | 同棲カップルなど2人の家計管理におすすめ |
ジュニアカード | 親子のお金の管理におすすめ |
上記はいずれもリアルカードですが、2024年12月18日からはマイカードのみバーチャルカードにも対応しています。すぐに発行されてネットショッピングに利用できる点は、ペイディカードと比べても遜色ありません。
専用の家計簿アプリがセットになっている点も、ワンバンクの特徴でしょう。本アプリを積極的に活用して支出を管理すれば、お金の使いすぎを防ぎやすくなります。
後払いでチャージするには、本人確認をすませたうえで「あとばらいチャージ」を利用します。最大5万円まで申し込めるので、急な支払いの際に便利でしょう。チャージの代金は翌月末までに、以下の場所から支払います。
- コンビニ(ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマート)
- セブン銀行ATM
- 銀行ATM(ペイジー)
- ネット銀行
なお、「あとばらいチャージ」を利用する際には、金額に応じた手数料がかかります。
「あとばらいチャージ」の金額 | 手数料 |
---|---|
3,000円〜1万円 | 500円 |
1万1,000円〜2万円 | 800円 |
2万1,000円〜3万円 | 1,150円 |
3万1,000円〜4万円 | 1,500円 |
4万1,000円〜5万円 | 1,800円 |
ultra pay

ultra payは、以下の3種類から選べるプリペイドカードです。
- でじなカード:ネットショッピング限定のバーチャルカード
- そとなカード:国内の実店舗でも使えるリアルカード
- そとなカード+:海外の実店舗にも対応したリアルカード
ただし、「そとなカード+」は2024年7月22日をもって申し込み終了となりました。実店舗でも使えるリアルカードとしては「そとなカード」が残っていますが、こちらは海外に非対応です。
後払いでチャージするには、「ミライバライ」を利用します。同サービスの利用には、金額に応じて所定の手数料がかかる点に留意しましょう。
「ミライバライ」の金額 | 手数料(1回あたり) |
---|---|
3,000円〜1万円 | 500円 |
1万1,000円〜2万円 | 800円 |
2万1,000円〜3万円 | 1,150円 |
3万1,000円〜4万円 | 1,500円 |
4万1,000円〜5万円 | 1,800円 |
Kyash

Kyashは、最大1.0%のポイント還元があるプリペイドカードのサービスです。カードは以下の3種類から選べます。
- Kyash Card Virtual:ネットショッピングとQUICPay+で使えるバーチャルカード
- Kyash Card Lite:国内の実店舗でも使えるリアルカード
- Kyash Card:海外の実店舗にも対応したリアルカード
バーチャルカードはQUICPay+に対応しているので、Apple PayやGoogle Payで支払えます。よく利用する店舗によっては、リアルカードを発行しなくても十分かもしれません。
後払いでチャージしたい場合は、「イマすぐ入金」を利用しましょう。ただし、以下のとおりチャージ代金に応じた手数料がかかります。
「イマすぐ入金」の金額 | 手数料(1回あたり) |
---|---|
3,000円〜1万円 | 500円 |
1万1,000円〜2万円 | 800円 |
2万1,000円〜3万円 | 1,150円 |
3万1,000円〜4万円 | 1,500円 |
4万1,000円〜5万円 | 1,800円 |
手数料無料で分割払いができる後払いアプリ
手数料無料で分割払いができる点は、ペイディの最大のメリットといえるでしょう。
以下では、ペイディのように手数料無料で分割払いができる後払いアプリを紹介します。
アプリによって利用できる場所が限られているのがデメリットですが、よく利用する店舗で使える決済手段がある場合は、最適な選択肢となるでしょう。
アプリ名 | ペイディ | アトカラ | Smartpay | Pay ID | ファミペイ | メルカリ |
---|---|---|---|---|---|---|
詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
分割方法 | 3・6・12回あと払い | アトカラ会員になり、支払い時に分割払いを選択 | 自動的に3回払い | Pay ID 3回あと払い | ファミペイ翌月払いの「分割払い」を選択 | メルカード会員になり、支払い時に分割払いを選択 |
無料で 分割できる回数 | 3・6・12回 | 3・4・5・6回 | 3回 | 3回 | 2回 | 2回 |
利用限度額 | 利用状況によって変動 | 最大50万円 | 最大30万円 (本人確認済みの場合) | 最大30万円 | 最大10万円 | 利用状況によって変動 |
利用できる場所 | 70万以上の店舗 | アトカラ対応の店舗 | Smartpay対応の店舗 | BASEで作られたショップ | ファミペイ対応の店舗 | メルカリ |
対応している 支払い方法 | 口座振替、銀行振込、コンビニ払い(別途支払い手数料が必要) | 口座振替、銀行振込、コンビニ払い(別途支払い手数料が必要) | クレジットカード、口座振替 | 口座振替、コンビニ払い(別途支払い手数料が必要) | 口座振替、ファミリーマートで支払い | 口座振替、メルペイ残高、コンビニ払い(別途支払い手数料が必要) |
アトカラ

アトカラは、最大6回まで無料で分割払いが可能な後払いアプリです。ペイディのように、電話番号とメールアドレスを入力してアトカラに対応しているネットショップや実店舗のみで利用できます。
アトカラ会員に申し込むと分割払いが利用できるようになり、最大50万円、36回まで分割可能です。
ただし、10回以上の分割払いは手数料が発生します。
支払い回数 | 手数料率(実質年率) |
---|---|
3・4・5・6回 | 無料 |
10・12回 | 13.0% |
15・18・20・24・30・36回 | 13.25% |
対応している支払い方法は、請求金額によって異なります。
- 30万円以下:口座振替、銀行振込、コンビニ払い
- 30万円以上:口座振替、銀行振込
なお、店舗によっては分割払いに対応していない場合があるため、注意しましょう。
Smartpay

Smartpayは、3回の分割払いが手数料無料で行なえる後払いアプリです。後払いアプリにはめずらしく、支払い方法にクレジットカードが使えます。
利用方法は簡単で、支払時にSmartpayを選択すれば複雑な手続きや設定はなく、自動的に3回払いとなります。30秒で支払いが完了するスピード感も魅力でしょう。
ただし、一般的な分割払いとは異なり、3回払いのうちの1回目の支払いは後払いではなく商品の購入時となります。そのため、後払いにできる期間は最大でも2ヶ月間となってしまう点に注意が必要です。
分割回数は3回のみのため、1ヵ月あたりの支払い金額をできるだけ抑えたい方には、物足りないかもしれません。
Pay ID

Pay IDは、ネットショップ作成サービスであるBASEが提供する後払いアプリです。「Pay ID 3回あと払い」によって手数料無料で3回の分割払いを利用できます。
2024年10月31日(木)に登場したばかりの比較的新しい後払い方法で、約2万のショップで利用可能です。
また、「Pay ID 翌月あと払い」で翌月一括払いにもできるため、
BASEで作成されたショップを利用する機会が多い方におすすめです。
ただし、利用できるショップは、BASEで作成されたネットショップのみとなるため、実店舗では利用不可となっています。
支払い方法は、口座振替とコンビニ払いに対応しており、コンビニ払いのみ350円の手数料がかかります。
ファミペイ

ファミペイは、ファミリーマートが提供するアプリです。クーポンなどのお得な特典を獲得できるほか、以下の2つの方法による決済機能も備えています。
- ファミリーマート店頭や銀行口座などからチャージして支払う
- ファミペイ翌月払いで後払いにする
「ファミペイ翌月払い」は、1ヵ月分のショッピングの代金をまとめて翌月払いにできるサービスです。
ファミペイ翌月払いの支払いを2回まで無料で分割払いにできます。
クレジットカードを持っていない、または使いたくない方におすすめです。
翌月の支払いはファミリーマート店頭か、口座引き落としで行ないます。ただし、ファミリーマート店頭からの支払いでは、330円の収納事務手数料がかかる点に留意が必要です。
メルカリ

メルカリは、2024年10月17日より、2回の分割払いが手数料無料で利用可能となりました。支払いには、メルカリの売上金を充てられるほか、銀行口座からのチャージも可能です。
分割払いの利用にはメルカードが必要ですが、審査は最短2分で完了し、カードが届く前でも分割払いは利用できるため、すぐに利用できます。
メルカリの分割払いの支払いは、以下のいずれかの方法で行ないます。
- 自動引落し:銀行口座から支払う
- メルペイ残高:チャージして支払う
- コンビニ・ATM:現金で支払う
ただし、コンビニ・ATMでの支払いでは、220〜990円の手数料がかかる点に留意が必要です。
キャリア決済に対応している後払いアプリ
キャリア決済は、ショッピングなどの代金を携帯電話の通信料と一緒に支払う方法です。月々の支払いをまとめて後払いにできるので、キャリア決済に対応したアプリも選択肢の一つとなるでしょう。
d払い

ドコモの決済アプリである「d払い」には、3種類の支払い方法があります。
- d払い残高:チャージした金額の範囲内で支払う
- 電話料金合算払い:ドコモのキャリア決済で支払う
- クレジットカード:事前に登録したdカードなどで支払う
「d払い残高」は、あらかじめチャージするという点でプリペイドカードに似た支払い方法だといえます。これに対して、「電話料金合算払い」と「クレジットカード」は、後払いによる決済です。
ペイディの代わりとするには、ドコモのキャリア決済である「電話料金合算払い」の利用を検討しましょう。
au PAY

au PAYは、残高にチャージして支払う方式の決済アプリです。チャージは現金や銀行口座のほか、auのキャリア決済である「auかんたん決済」でも行なえます。
「au PAY プリペイドカード」を発行できる点は、本サービスの注目すべき特徴の一つでしょう。こちらはMastercardのプリペイドカードであり、au PAYアプリと共通の残高からの支払いが可能です。また、バーチャルカード・リアルカードの両方に対応しています。
Visaのプリペイドカードを発行できるペイディと同様に、全国のコンビニ・スーパーや飲食店などで利用しやすいカードでしょう。
ソフトバンクカード

ソフトバンクカードは、ソフトバンクが提供するVisaのプリペイドカードです。専用アプリでバーチャルカードを発行し、同社のキャリア決済である「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」でチャージして使います。
また、オプションのリアルカードを発行すれば、実店舗での利用も可能です。キャリア決済の活用シーンを、ペイディとほぼ同じ範囲にまで広げられるサービスだといえるでしょう。
後払いに対応しているショッピングアプリ
よく利用するネットショップで後払いができれば十分だという人もいるでしょう。その場合は、ネットショップが独自に提供する後払い決済を利用するのも一つの方法です。
楽天市場
楽天市場には、クレジットカードがなくても後払いでショッピングができるサービスがあります。商品が発送されたあとに、メールで請求が届く仕組みです。本サービスの支払い方法はコンビニか銀行振込、期限はメールを受信してから14日後となっています。
ただし、利用限度額が5万3,999円(税込)に設定されているため、あまり高額な買い物には向かないかもしれません。また、請求書発行費用として、250円の手数料がかかります。
なお、楽天市場で実際に利用できる支払い方法は、店舗によって異なる場合がある点に留意しましょう。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングにも、「ゆっくり払い」という後払いのサービスがあります。こちらは商品の注文から1週間ほどで請求メールが届き、2ヵ月後の期限までにコンビニか銀行振込で支払う方法です。
楽天市場の後払いと同様、「ゆっくり払い」の利用にクレジットカードは必要ありません。ただし、利用限度額は5万3,999円(税込)となっており、注文ごとに254円(税込)のサービス利用料がかかります。
なお、Yahoo!ショッピングでの支払いには各種カードやPayPay、キャリ決済なども利用可能です。実際にどの決済サービスを利用するかは、使える場所や利便性、お得さなどの面から比較・検討して決めましょう。
ペイディの特徴、メリット・デメリットとは?
ペイディは、以下のような特徴がある決済サービスです。
- 後払いに特化
- クレジットカードのような使い勝手
- 最初の利用限度額は低め
- 手数料がかかる場合がある
これらの特徴をふまえてペイディを利用するメリット・デメリットを把握することで、乗り換え先のサービスも選びやすくなるでしょう。それぞれ、詳しく説明していきます。
後払いに特化
ペイディの最大の特徴は、月々の支払いをまとめて後払いにできる点でしょう。
ある月に何回買い物をしても、支払いは1回にまとめられます。具体的には、毎月1日から5日の間に前月分の請求が届き、27日までに支払うルールです。支払い方法は、以下のいずれかから選べます。
- コンビニ払い
- 銀行振込
- 口座振替
また、ペイディでは分割払いも可能です。一括払いで買い物をしたあとでも、ペイディアプリから3回払いに変更できます。このとき、支払い方法を口座振替か銀行振込にしておけば、分割手数料はかかりません。
さらに、店舗側が対応していれば、6回または12回払いも選べます。「一括で買うのはちょっと厳しい」というときなどに、支払いのペースを調整できるうれしいサービスです。
クレジットカードのような使い勝手
Visaのマークが付いた「ペイディカード」を発行できる点も、ペイディを使うメリットでしょう。Visaのクレジットカードと同様に、全国の加盟店で広く使えるカードです。
ペイディカードには、バーチャルカードとリアルカードの2種類があります。バーチャルカードはアプリ内に表示されるカードで、最短2分で発行でき、その日からネットショッピングに利用可能です。
実店舗でのショッピングにも使いたい場合は、リアルカードを発行しましょう。こちらはプラスチック製のカードで、アプリから申し込むと1週間ほどで手元に届きます。よく行くコンビニや飲食店などのレジで使えるうえ、分割払いにもできるので、クレジットカードのような使い方が可能です。
最初の利用限度額は低め
ペイディの利用限度額は人によって異なりますが、最初は2〜3万円に設定されることが多いようです。その後は、利用実績などを加味して増額される可能性もあります。
また、本人確認を実施すると、ペイディアプリ内で現在の利用可能額(未払いの代金を差し引いたもの)を確認できるようになります。本人確認の際には審査が実施されるので、利用限度額そのものも増えるかもしれません。より安心してペイディを活用するためにも、本人確認は早めにすませておくとよいでしょう。
なお、本人確認の実施は、前述した分割払いやペイディカードを利用する際にも求められます。これらは「ペイディプラス」と呼ばれるサービスの一部であり、本人確認によって有効になるためです。
手数料がかかる場合がある
前述したとおり、ペイディでは支払い方法を口座振替か銀行振込にすれば、分割手数料がかかりません。ただし、支払い方法によってはほかの手数料がかかる場合があります。
口座振替の場合
口座振替による支払いは、手数料無料となっています。分割手数料・支払い手数料ともに無料となるのは、口座振替の場合のみです。
銀行振込の場合
銀行振込で支払う場合は、振込手数料を負担する必要があります。具体的な金額は、金融機関のホームページなどで確認しましょう。
コンビニ払いの場合
コンビニ払いの手数料は、支払いの内容によって異なります。一括払いの場合は一律390円(税込)ですが、分割払いでは分割回数と金額に応じて109〜371円(税込)の手数料がかかります。分割回数が多いと手数料がかさんでしまう点は、コンビニ払いのデメリットといえるでしょう。