VALORANTは、時間さえかければ無料でも十分に遊べるゲームです。しかし、実際には多くのプレーヤーが課金によって、武器スキンを入手したりエージェントを解放したりして楽しんでいます。
その一方で、VALORANTにはいくつもの課金方法があるため、どれを選ぶのが良いか迷っている人もいるかもしれません。そこで本記事では、VALORANTのゲーム内通貨である「ヴァロラントポイント(VP)」の課金方法と値段、おすすめの支払い方法について説明します。
課金にはクレジットカードも便利ですが、カード払いに不安を感じる人もいるでしょう。安心してゲームを楽しむには、「ワンバンク(旧:B/43)」や「バンドルカード」のようなプリペイドカードを1枚持っておくのもおすすめです。
VALORANTの課金に使える
VALORANTの課金の値段

VALORANTにはPC(Windows 10・11)版のほか、PlayStation(PS5)とXbox(Series X・S)に対応したCS(コンソール)版もあります。ただし、PC版とCS版とでは、VPの値段が異なります。
それぞれの販売価格を以下にまとめました(2025年2月時点)。
購入するVP | 価格 |
---|---|
500VP | 610円 |
1,150VP | 1,340円 |
2,150VP | 2,440円 |
4,400VP | 4,900円 |
5,500VP | 5,980円 |
1万500VP | 1万1,000円 |
購入するVP | 価格 |
---|---|
475VP | 770円 |
1,000VP | 1,540円 |
2,050VP | 3,080円 |
3,650VP | 5,390円 |
5,350VP | 7,700円 |
1万1,000VP | 1万5,180円 |
CS版はPCからの課金がお得!
VPの価格はPC版とCS版とで異なりますが、アカウントは共通です。つまり、PCで購入したスキンなどのアイテムは、CS版でも使えます(逆も可)。
そのため、VPは価格が安いほうで購入するのがおすすめです。PC版とCS版でどのくらい価格に差があるのか、VPの単価を価格帯ごとに計算してみましょう。
購入するVP(PC版・CS版) | VPの単価(PC版) | VPの単価(CS版) |
---|---|---|
500VP・475VP | 1.22円 | 1.62円 |
1,150VP・1,000VP | 1.17円 | 1.54円 |
2,150VP・2,050VP | 1.13円 | 1.50円 |
4,400VP・3,650VP | 1.11円 | 1.48円 |
5,500VP・5,350VP | 1.09円 | 1.44円 |
1万500VP・1万1,000VP | 1.05円 | 1.38円 |
CS版で一気に1万1,000VPを買うよりも、PC版で500VPだけ購入するほうが単価が安いという結果になりました。VPを買うなら、PC版のほうがかなり割安だといえるでしょう。
CS版をプレイしている人も、課金だけはPCから行なうのがお得です。
VALORANTの課金で使える支払い方法一覧
VALORANTの課金には、クレジットカードやプリペイドカードなどが使えます。ただし、対応している支払い方法はPC版とCS版とで異なります。それぞれ説明するので、自分が利用したい方法が対応しているかどうか確認してみてください。
なお、まだ利用したことのない支払い方法のなかには、よりお得に使えるものもあるかもしれません。その場合は、新規申し込みを検討するのもよいでしょう。
PC版
PC版では、以下のいずれかの支払い方法で課金できます。
- クレジットカード
- プリペイドカード
- PayPal
- キャリア決済
クレジットカードは、Visa・Mastercard・JCBに対応しています。これらのブランドのものであれば、プリペイドカードも利用できると考えて問題ありません。
プリペイドカードについては、WebMoney・NET CASH・BitCashも利用できます。これらはオンラインでも手に入りますが、コンビニなどで購入して使い切る方法がメインでしょう。
PayPalは、普段からよく利用する人には便利な支払い方法の一つです(詳しくは後述)。
キャリア決済については、ドコモとソフトバンクに対応しています。支払いを月々の通信料金と合算できる点は便利ですが、利用可能額の上限が低めなので、VALORANTの課金にはやや不向きかもしれません。
CS版(PS5/Xbox)
前述のとおり、CS版をプレイしている場合でも、課金はPCから行なうほうがお得です。とはいえ、PlayStationやXboxから直接課金したい場面もあるでしょう。
その際に利用できる支払い方法は、以下のとおりです。
- クレジットカード
- PayPay
- LINE Pay
- PayPal
- キャリア決済
- クレジットカード
- プリペイドカード
- デビットカード
- PayPal
- キャリア決済
PlayStationは、Visa・Mastercard・JCB・American Express・Dinersのクレジットカードに対応しています。PC版と同様、これらのブランドのプリペイドカードも利用できると考えて差し支えないでしょう。
なお、LINE Payは2025年4月末でサービス終了予定のため、積極的な利用はおすすめできません。
Xboxについては、プリペイドカード(プリペイド式クレジットカード)への対応が明言されているほか、デビットカードも使えます。
VALORANTの課金におすすめの支払い方法5つ
ゲームで遊ぶことが多いなら、課金用のプリペイドカードを1枚持っておくとよいでしょう。プリペイドカードはさまざまなゲームに利用でき、前払いのためクレジットカードよりも安心です。課金の履歴をまとめておけるなど、便利な管理機能も備えています。
なお、プリペイドカードは大きく2種類に分けられます。これらの違いを理解していれば、ゲーム内の支払い画面で混乱することは少ないでしょう。
- B/43やバンドルカードのように、Visaなどの国際ブランドとして発行されているもの
- WebMoneyのように、コンビニなどで買えるもの
ここからは、事前審査が不要で申し込みやすいものを中心に、おすすめの支払い方法を紹介します。
- バンドルカード
- ワンバンク(旧:B/43)
- ナッジカード
- WebMoney
- PayPal
いずれも、VALORANTなどのゲームへの課金にも使いやすいサービスです。それぞれ、詳しく見ていきましょう。
バンドルカード
バンドルカードは、アプリをダウンロードして最短1分で使い始められるVisaのプリペイドカードです。ワンバンク(旧:B/43)と似た、以下のような特徴を備えています。
- 事前審査なし
- 後払いが可能(ポチっとチャージ)
- コンビニからの入金に対応(コンビニ払い非対応のゲームにも課金できる)
- 年齢制限なし(未成年でも保護者の同意があれば利用可能)
ただし、バンドルカードはオンライン専用のバーチャルカードを基本とするサービスです。実店舗でも利用できるリアルカード(物理カード)の発行には、所定の手数料がかかります。
とはいえ、VALORANTなどのゲームへの課金が目的であれば、バーチャルカードを持つだけでも十分でしょう。サービス提供元はMUFG傘下のKanmu(株式会社カンム)となっており、信頼性についても申し分ありません。
ワンバンク(旧:B/43)
ワンバンク(旧:B/43)は、Visaのプリペイドカードが使えるサービスです。年収などの事前審査なしで、アプリから5分ほどで申し込みが完了します。
支出の管理がシンプルになる家計簿アプリが付属している点は、本サービスの大きな特徴でしょう。月々の予算を決めて、課金のしすぎを防ぎながらゲームを楽しみたい人に最適です。
ワンバンクカードへのチャージは、以下のいずれかの方法で行ないます。
- 銀行口座
- クレジットカード
- あとばらいチャージ(すぐに入金して、翌月までに支払い)
- セブン銀行ATM
- コンビニ(ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・デイリーヤマザキ・セイコーマート)
VALORANTはコンビニ払いには対応していませんが、ワンバンクカードを利用すれば、コンビニからの入金でチャージして支払う方法も選べます。
なお、ワンバンクを利用するのに年齢制限はありません。そのため、未成年でも保護者の同意があればカードを発行できます。
カードの発行は、オンライン専用のバーチャルカードであれば本人確認のみで可能です。リアルカード(物理カード)についても、磁気カードなら無料で発行できます(ICチップ付きカードは有料)。
ナッジカード
ナッジカードは、ゲームなどへの課金に適したクレジットカードです。ゲームに課金する際は、オンラインでの支払いに不安を感じる人も多いかもしれません。本サービスには以下のような特徴があるため、オンラインでも安心して利用しやすいでしょう。
- 支払いをリアルタイムでアプリに通知
- 不正利用があっても7日以内であれば全額保証
また、ナッジカードでは翌々月末までの好きなタイミングで支払う返済方法を選べます。カード利用確定日の翌月末までに支払いを完了すれば、利息はかかりません。
支払いの回数や金額を自分でコントロールできるので、一般的なクレジットカードと比べて柔軟な使い方ができるでしょう。
返済方法 | 特徴 |
---|---|
いつでも好きなだけ返済 | ・翌々月末日までの好きなタイミングで支払える ・何回に分けて支払ってもOK ・金額も自由に決められる |
月1回おまとめ払い | ・一般的なクレジットカード同様、銀行口座から自動引落 ・月末締め、翌月20日引落し |
なお、ナッジカードは18歳以上であれば高校生でも申し込めます。学生向けの特典も豊富なので、初めてのクレジットカードとしてもおすすめです。
WebMoney
WebMoneyは、「使いきり」タイプのプリペイドカードです。VALORANTのPC版が対応している支払い方法の一つであり、コンビニなどで手軽に入手して利用できます。
ただし、Visaのような国際ブランドのカードと比べると、利用できる場所は少なめです。非対応のゲームや店舗では、ほかの支払い方法を選ばなければなりません。残高を一度で使いきれるような支払いには適しているといえますが、普段使いとしてはやや不向きです。
なお、WebMoneyはチャージして使うタイプのプリペイドカードも発行しています。こちらはMastercardの加盟店で広く使えますが、ワンバンク(旧:B/43)やバンドルカードのように後払いでチャージできるサービスは提供されていません。
PayPal
PayPalは、支払い情報が相手に伝わらない仕組みにより、安心してオンライン決済ができるサービスです。VALORANTでは、PC版・CS版ともに利用できます。すでにPayPalのアカウントを持っているなら、利用しやすい支払い方法だといえるでしょう。
一方、PayPalのアカウントを新規に作る際には、支払い情報の登録が必要です。そのため、クレジットカードや銀行口座を所有していることが前提となります。
また、PayPalでの支払いに対応しているゲームや店舗は、決して多いとはいえません。アカウントを作る際には、利用したいサービスがPayPalに対応しているかどうかをチェックしたうえで、自分にとってメリットがあるかどうか検討しましょう。
VALORANTへの課金手順
VALORANTのゲーム内でVPを購入する手順を説明します。ここではワンバンク(旧:B/43)やバンドルカードのVisaプリペイドカードを使う例を取り上げますが、ほかの支払い方法でも基本的な流れは変わりません。

ホーム画面上部の右側に表示されているVALORANTのマークをクリックして、VPの購入画面を開きます。

画面内に支払い方法の一覧が表示されるので、Visaのマークがある項目を選びましょう。なお、「プリペイドカード」という項目もありますが、こちらはWebMoneyなどのことなので今回は選びません。
同じ画面には、購入できるVPの一覧が表示されています。VP数と価格を見比べて、買いたい項目を選びましょう。なお、VPはまとめて購入したほうが割安です。

詳細が表示されるので、注文内容に間違いがないことを確認して「次へ」をクリックしましょう。

画面の指示にしたがって支払い手順を最後まで進めれば、VPの購入は完了です。
VALORANTの課金に関するよくある質問
課金額の履歴を確認する方法は?
何度も課金していると、「今月は使いすぎたかも」のように金額が不安になることもあるかもしれません。VALORANTでは、公式サイトのサポートページで課金の履歴を確認できます。
まず、「購入履歴の確認」画面にアクセスしましょう。次に、「ログイン」ボタンを押して、履歴を確認したいアカウントの情報を入力します。
ログインすると、これまでの課金額の合計が表示されます。併せて、いつ・どの支払い方法で・いくら分のVPを購入したのかもわかるので、日付をさかのぼって確認できるでしょう。
カード情報がエラーになるのはなぜですか?
カードが使える場所はカード会社やサービス内容によって異なります。VALORANTの課金に対応しておらずエラーになってしまった場合は、ほかのカードを検討してみましょう。
デビットカードやプリペイドカードが使える場所は、カード会社によって制限されている場合があります。例えば、以下のような支払いでは、カード情報がエラーになるかもしれません。
- 月額料金
(インターネット利用料や保険料など) - ガソリンスタンドや宿泊料金
(カードを通したあとに金額が決まるもの) - 電子マネーへのチャージ
また、カードの種類によってはオンライン専用だったり、海外での利用に対応していなかったりすることもあります。
本記事で紹介したワンバンク(旧:B/43)やバンドルカードであれば、VALORANTを含むVisa加盟店で広く利用できます。
複数のプリペイドカードの残高を合算して課金できますか?
WebMoneyなどのコンビニで購入するタイプのプリペイドカードは、「使いきり」が基本です。使いきれずに端数が残ってしまったとき、新しいカードを買ってきても残高をまとめることはできません。
ただし、支払いの際に複数のカード情報を入力することは可能です。これにより残高を合算して課金することはできますが、どれが使い終わったカードなのかが一目でわからないため、やや不便に感じる人もいるでしょう。
一方、ワンバンク(旧:B/43)やバンドルカードなどのプリペイドカードは、チャージして支払う使い方が基本です。残高が複数のカードに分かれてしまうことがないため、そもそも合算について気にする必要はありません。残高が少なくなったら、いつでも必要な金額を補充できるので、VALORANTなどのゲームへの課金もスムーズでしょう。