Amazonで商品を購入しようとしたところ、コンビニ支払いが選択できずに困った経験はありませんか?実は、商品カテゴリや注文条件など、いくつかの理由や制限が影響している場合がほとんどです。
そこで、この記事では「Amazonでコンビニ支払いができない理由」と、「Amazonでコンビニ払いのように使えるおすすめの支払い方法」を詳しく解説します。
なお、「プリペイドカード」を使えば、実質コンビニ支払いのようにAmazonで買い物ができ、発送期間の長さに悩まされることもありません。
- コンビニから現金でチャージできる
- コンビニ払いより商品の発送が早い
- 発行スピードが早いからすぐに使える
- クレカなしで後払いが可能
- 事前審査が不要
プリペイドカードは、基本的にクレジットカードのような事前審査が不要なため、審査が不安な方でも安心して申し込めます。
また、後払いに対応しているプリペイドカードであれば、クレジットカードのように利用することもできるため、1枚持っておいて損はないかもしれません。
クレカを使わず後払いしたい方へ
Amazonコンビニ払いが選択できない4つの理由と対策
Amazonでコンビニ払いができない理由として、以下のような4つの理由が考えられます。
- 商品カテゴリや注文条件に制限がある
- 配送方法がお急ぎ便や日時指定便になっている
- マーケットプレイス出品者の支払い方法制限
- 他人の「ほしい物リスト」からの購入
対策として、注文を分割する、通常配送を選ぶ、Amazon販売の商品を購入するなどの方法を試してみましょう。
支払い方法の選択肢を広げることで、スムーズな決済が可能になります。
商品カテゴリや注文条件に制限がある
Amazonでは、以下のような商品・注文条件でコンビニ払いを選択できない仕組みになっています。
制限内容 | 代表例(理由) |
---|---|
高額商品 | 30万円超の腕時計・家電など |
デジタル商品 | Kindle本、動画配信、デジタル音楽など |
定期便 | Amazon定期おトク便、Subscribe & Save など |
生鮮・冷凍食品 | 配送スケジュール厳守の必要性から前払いに不向き |
対策方法
対策として、高額商品をまとめて購入する際は、注文を分割して合計額を30万円以下に抑えれば、コンビニ決済が選べるケースがあります。
一方で、デジタルコンテンツは即時決済が必要なため、クレジットカードやギフト券の利用がおすすめです。
Amazon定期おトク便や生鮮・冷凍食品などはシステム上コンビニ払いに対応しづらいので、カード決済やプリペイド型サービスなど別の方法を検討するとスムーズに購入できます。
配送方法がお急ぎ便や日時指定便になっている
お急ぎ便や日時指定便は、Amazonが利用者の希望に合わせて最短翌日や指定日時に届けるサービスです。
こうした配送オプションは、商品が最短で出荷可能な状態になったらすぐに発送へ進むため、支払い手続きを待つ余裕がほとんどありません。
そのため、購入者からの入金確認が完了するまで発送が保留される「前払い」のコンビニ決済は、サービス設計上そもそも対応できないのです。
対策方法
配送方法から「通常配送」に変更してみるのが簡単な対処法です。通常配送なら支払い完了まで多少のタイムラグが許容されるため、コンビニ払いを再選択できる可能性があります。

マーケットプレイス出品者が支払い方法を制限
Amazonマーケットプレイスの商品を購入する際は、出品者が独自に支払い方法を設定している場合は注意が必要です。
特に海外の出品者や新規アカウントの出品者では、リスク管理や為替の都合から決済手段をクレジットカードに限定しているケースが少なくありません。
その結果、コンビニ払いが利用できず「支払い方法が選べない」というトラブルが起こる場合があります。
対策方法
もしコンビニ払いを利用したいなら、商品ページで「販売元: Amazon.co.jp」や「✓Prime」マークがついた商品を選ぶのが無難です。

こうした商品はAmazon本体またはAmazon倉庫が管理しているため、コンビニ決済にも対応している可能性が高まります。
販売者が複数いる場合は、「カートに入れる」ボタン下部にある「Amazonの他の出品者」を選択すれば出品者を変更可能です。

ただし、Amazonが制限をかけていない商品であってもコンビニ支払いに対応していないものもあります。
購入前には、出品者情報や支払い方法の詳細欄をチェックし、実際にコンビニ払いが選択できるかをしっかり確認することが大切です。
他ユーザーの「ほしい物リスト」からの購入
他ユーザーのほしい物リストを経由して商品を贈る際、Amazonは不正防止のために支払い方法を制限しています。
その結果、ギフト扱いとなるこうしたケースではコンビニ払いが選択不可になるのです。贈り物として届けるときは、即時決済できるクレジットカードやギフト券が推奨されます。
対策方法
もし相手の住所を把握しているなら、ほしい物リストを経由せず自分のアカウントで直接商品を検索し、配送先を相手の住所に指定すればコンビニ払いを利用できます。
ただし、ほしい物リストを通して送るメリット(相手に住所を知られたくないなど)が失われる点には注意が必要です。
Amazonコンビニ払いが選択できないときに使える決済サービス4選
Amazonのコンビニ払いが利用できない場合は、前払いも後払いも両方利用できるプリペイドカードが便利です。
ここでは、プリペイドカードをはじめとした便利な代替手段を4つ取り上げます。
- バンドルカード
- ワンバンク(旧:B/43)
- あと払いペイディ
- Amazonギフト券
これらの決済サービスを活用すれば、クレジットカードがなくてもAmazonでスムーズに買い物ができます。
用途や支払い方法の違いを理解し、自分に合ったものを選びましょう。
バンドルカード
項目 | バーチャルカード | リアルカード | リアル+(+) |
---|---|---|---|
特徴 | スマートフォンで使うオンライン専用のバーチャルカード | 国内の実店舗でも使えるリアルカード | 海外でのショッピングや高額な買い物にも利用可能 |
発行手数料 | 無料 | 300円〜400円 | 600円〜700円 |
1回当たりの チャージ上限 | 3万円 | 3万円 | 10万円 |
月間の チャージ上限 | 12万円 | 12万円 | 200万円 |
バンドルカードは、スマートフォンで簡単にVisaプリペイドカードを発行できるサービス。インターネット決済専用の「バーチャルカード」から国内実店舗で利用可能な「リアル」「リアル+」まで、用途に応じたタイプが選べます。
後払いチャージ | ポチっとチャージを使えば、1回当たり最大5万円まで即時入金(翌月末までに返済) |
チャージ返済方法 | コンビニ・セブン銀行ATM・銀行ATM(Pay-easy)・インターネットバンク |
カードブランド | Visa |
ポチッとチャージ機能
バンドルカードには、アプリから金額を入力するだけで即時にチャージできる「ポチっとチャージ」という便利な仕組みがあります。
チャージした分のお支払いは翌月末まで猶予があるため、手もとの資金が足りないときなど、急な出費にも柔軟に対応できます。
申し込みの流れは以下のとおりです。
- アプリで[ポチっとの申込みへ]をタップ
- 氏名・生年月日・メールアドレス・電話番号を入力
- SMS認証(届いた認証番号をアプリに入力)
- チャージしたい金額を入力(1回3,000円~最大50,000円)
- [この内容で申込む]をタップ
- チャージ完了!国内外のVisa加盟店ですぐに使えます
ワンバンク(旧:B/43)
ワンバンク(旧:B/43)は、チャージして使えるVisaプリペイドカードと家計簿アプリが一体化したサービスです。アプリ上で本人確認を行なうと、最短1分でバーチャルカードを発行でき、Amazonでもすぐに使えます。
チャージ方法 | クレジットカードや銀行口座はもちろん、コンビニ・セブン銀行ATMから手数料0円で入金可能 |
カードブランド | Visa(国内外のVisa加盟店で利用可) |
種類 | マイカード(個人利用)、ペアカード(2人で家計管理)、ジュニアカード(親子用)など |
ワンバンクは、コンビニから現金でチャージして利用することで、実質的にコンビニ払いのように使えるため便利です。

- 入金方法から「コンビニ」を選択
- 利用したいコンビニを選択
- 入金金額を入力し、金額を確定
- 入金の情報が表示されるので、表示された内容に従って店頭で入金する

- セブン銀行のATM画面で「チャージ」>「QRチャージ」を選択
- B/43のアプリを開き、入金方法から「セブン銀行ATM」を選択し、「QRコードの読み取りへ」をタップ
- 画面のQRコードを読み取り、ATM画面の「次へ」を押す
- アプリに表示された企業番号をATM画面に入力
- 入金金額を選択し、入金する
あとばらいチャージ機能
ワンバンクカードには「あとばらいチャージ」という便利な仕組みがあり、1回5万円までチャージした分を翌月末までに返済できます。手数料はかかるものの、手持ちが不足しているときの緊急対応に便利です。
返済は以下の方法で行なえます。
- セブン銀行ATM
- コンビニ(ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマート)
- 銀行ATM(ペイジー対応)
- インターネットバンキング
Amazonでのワンバンク(旧:B/43)・バンドルカードの登録方法
ここまで解説した3つの決済サービスをAmazonで利用する場合、商品決済時の「支払い方法の選択」ページから「支払い方法を追加」を選択し、以下の情報を入力しましょう。
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
- カードの名義人

以上の登録が完了すれば、通常のクレジットカードと同様に決済が可能です。
ペイディ

ペイディは、クレジットカードがなくても「翌月払い」や「分割払い」が利用できる決済サービス。オンライン登録後にバーチャルカード(Visaブランド)が発行されるので、Amazonでもクレジットカードとして登録できます。
支払い方法 | 翌月請求が基本(コンビニ払い、銀行振込、口座振替などで支払い) |
分割払い | 希望すれば数回に分けて支払うことも可能 |
リアルカード | 希望者は実店舗でも使える物理カードを発行できる |
Amazonでの使い方の流れ
まずはペイディのアプリをダウンロードしてアカウント登録を済ませておきましょう。バーチャルカード発行まで完了すればAmazonで利用可能です。
Amazonの決済ページで支払い方法の選択ページに進み、「後払い(ペイディ)アカウントを追加」を選択します。
ペイディに登録した「氏名」「Eメールアドレス」「電話番号」を入力して、SMSに届いた認証コードを入力すれば登録は完了です。

以降は支払い方法の一つとして選択可能になります。

クレジットカードの審査が不安な方でも利用しやすく、毎月の支出をまとめて管理しやすいのが特徴です。
Amazonギフト券

Amazonギフト券は、Amazonで商品を購入できるプリペイド式のギフトカードです。
コンビニや家電量販店でAmazonギフト券を購入し、Amazonのアカウント残高にチャージできるため、クレジットカードを持たない方や現金派の方にとってとても便利です。
Amazonのアカウント残高は、デジタルコンテンツ(Kindle本や音楽など)や予約商品、高額商品、Amazon定期おトク便の商品など、ほぼすべての商品の支払いに利用できます。
Amazonギフト券はオンラインでも販売されていますが、コンビニ支払いできるのはコンビニで販売されているカードタイプのみとなっている点に注意が必要です。
コンビニ店頭で支払いが選択できない場合の対処法
コンビニ支払いを利用したにもかかわらず、コンビニ店頭で支払いができない場合、以下の対処法を試してみましょう。
- 支払い番号が届かない場合
- 支払い番号の有効期限切れ・番号入力ミス
- コンビニ端末のメンテナンスや通信障害
順番に解説します。
支払い番号が届かない場合
コンビニ支払いで商品を決済したにもかかわらず支払い番号が届かない場合は、登録したメールアドレスが間違っている、または迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性があります。
まずはAmazonに登録しているメールアドレスに誤りがないか、迷惑メールフォルダに支払い番号が届いていないか確認しましょう。
もしGmailを利用していて迷惑メールフォルダに振り分けられてしまっていた場合、「迷惑メールでないことを報告」をクリックすれば、今後は受信トレイにメールが届くようになります。

また、メールが届かなくても、注文履歴から「支払い内容を表示」を選択すれば注文番号を確認可能です。

支払い番号の有効期限切れ・番号入力ミス
Amazonのコンビニ支払いは、注文日から3日後の23時59分が期限です。期限を過ぎると発行された支払い番号は無効となり、自動キャンセルされます。
また、番号を3回連続で間違えるとロックされる場合があるので、落ち着いて再入力をしましょう。
自動キャンセルが発生すると、以下のようになります。
- 商品の在庫は自動的に元の在庫数に戻る
- 注文履歴に「キャンセル済み」と表示される
- 支払い用バーコードは無効となり使用不可
- キャンセルされた注文の支払いはコンビニで受けつけられない
一度キャンセルされた注文を復活させることはできません。同じ商品を購入したい場合は、あらためて商品ページから注文手続きを行なう必要があります。
キャンセル後に再注文する際は、商品の価格や在庫状況が変わっている可能性もあるため注意が必要です。
コンビニ端末のメンテナンスや通信障害
深夜・早朝帯に定期メンテナンスが行われるケースや、店頭端末の一時的な不具合で支払いができないことがあります。
その場合、30分〜1時間待って再度試すか、別のコンビニチェーンを利用してみるのがおすすめです。
Amazonでは、以下のコンビニが利用できます。
- セブンイレブン
- ローソン、ミニストップ
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ/ヤマザキデイリーストア
- セイコーマート
コンビニ払いとクレジットカードのいいとこ取り!後払いも可能なプリペイドカードとは?
プリペイドカードは、クレジットカードとは異なり、あらかじめ利用したい金額をチャージして使用します。
そのため、一般的に事前審査はなく、審査が不安な方でも安心して利用できる支払い方法です。
この記事で紹介したプリペイドカードには、次のようなメリットがあります。
- コンビニから現金でチャージできる
- コンビニ払いより商品の発送が早い
- 発行スピードが早いからすぐに使える
- クレカなしで後払いが可能
- 事前審査が不要
なお、バンドルカードやワンバンクは、即日発行に対応しているため、カードが届くのを待たずに使い始められます。
以下では、プリペイドカードの特徴について詳しく解説します。
事前審査なしで使える
プリペイドカードは、基本的にクレジットカードのような面倒な審査がありません。アプリをダウンロードし、必要事項を入力するだけで簡単に発行できます。
また、オンラインショッピングですぐに使えるサービスも多いため、Amazonで急に買い物が必要になった場合でも、コンビニでチャージしてすぐに利用できます。
申込みにかかる時間 | 1〜5分 |
カード発行スピード | 即時発行が主流 |
年齢制限がないものも多く、未成年でも保護者の同意があれば利用できます。クレジットカードを持つ前の練習としても最適です。
後払いも可能
プリペイドカードのなかには、後払いに対応しているものも存在します。利用金額に応じて手数料が発生しますが、急な出費にも対応できる便利なサービスです。
返済期限は利用月の翌月末日までのサービスが多いため、最長2ヵ月間支払いを先送りにすることが可能です。
後払いでチャージした金額の支払い方法は、コンビニやATM、銀行振込などから選べます。
この記事で紹介したプリペイドカードの後払い方法と手数料は、以下のとおりです。
利用できる場所が多い
バンドルカードやワンバンクなどのVisa国際ブランドのプリペイドカードは、全国のVisa加盟店で利用可能です。
そのため、コンビニ支払いが利用できない場所でも、コンビニで現金からチャージをすることでコンビニ支払いのように利用できるメリットがあります。
また、リアルカードを発行すれば、オンラインショッピングだけでなく実店舗でも利用可能です。
ただし、ガソリンスタンドなど利用前に金額が確定しない場所や、毎月の継続的な支払いが発生するサービスでは利用できない場合もあるため注意しましょう。
アプリで支出を管理できる
この記事で紹介したプリペイドカードは、どれもスマートフォンアプリで簡単に支出管理ができます。チャージや利用履歴をいつでも確認できるため、いつ・どこで・いくら使ったかの振り返りに役立ちます。
この記事で紹介したワンバンクでは、おもに以下の機能を備えています。
- 残高やチャージ・利用履歴をリアルタイムで確認
- 月別の支出推移をグラフで表示
- 食費や日用品など、カテゴリー別の支出分析
- 月間予算の設定と使いすぎ防止アラート
これらの機能はすべて無料で利用可能です。予算を設定すれば使いすぎを防止でき、計画的な買い物をサポートしてくれます。
家計簿をつける手間が省け、アプリひとつで管理できるため、忙しい人にも便利です。
利用する分だけ事前にチャージするため使いすぎを防げる
プリペイドカードは、必要な金額だけチャージして使うため、使いすぎを防げます。クレジットカードのように使いすぎる心配がなく、計画的な買い物をサポートしてくれます。
チャージ金額は自分で決められるため、予算管理がしやすいでしょう。例えば、月に5万円と決めて、その範囲内で買い物をすると、自然と予算内に収まります。
例えばワンバンクでは、カテゴリ別の予算を設定でき、あといくら使えるかが一目でわかり便利です。
プリペイドカードはチャージしないと利用できないため、クレジットカードのように使いすぎる心配もありません。
まとめ
Amazonのコンビニ支払いができないのは、商品カテゴリ・配送方法・マーケットプレイスの出品者設定など、さまざまな要因があります。
また、コンビニ払いを選べても上限金額や支払い期限の制限により、最終的に決済できないケースも珍しくありません。
もしコンビニ払いが使えず困ったら、後払いアプリやプリペイドカードなどを検討してみましょう。
以下のサービスを利用すれば、クレジットカードを持っていなくてもAmazonでの支払いが可能になります。
- バンドルカード:バーチャルカードをすぐ発行、ポチっとチャージで後払いOK
- ワンバンク(旧:B/43):家計簿アプリ一体型のプリペイドカードであとばらいチャージ対応
- ペイディ:翌月払い・分割払いで負担を軽減
- Amazonギフト券:コンビニにて現金で購入可能
これらのサービスを上手に活用し、安心・便利にAmazonショッピングを楽しんでください。